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ムーチーもち
2019.01.18. 未分類

今年もムーチーの日がやってきました。

皆様、ご存知の通り、ムーチーは旧暦の12月8日(ムーチー:月桃の葉に包んで蒸した餅)を作って食べ、厄払いする日です。

またこの時期は1年中で最も寒さが厳しい時期で、この頃の寒さのことを「ムーチービーサ」と呼ばれていまが、今年は暖冬で暖かい日が続いています。

私の家でも前日から妻がカーサ(月桃の葉)を友人や農家から分けてもらい、必要な枚数の確保と材料の準備をしていました。

土曜日午前中の仕事を終えて帰宅すると娘と孫たちが来ていて、5歳になる孫のすがい(かっこう)がすばらしい、頭には三角巾をかぶり可愛いエプロンをして一生懸命餅粉をこねてお手伝いをしていました。

ちゃんとカーサに包んで、ちょうちょ結びもおばぁーちゃんから習ってちゃんとできています。

ムーチーの種類は白餅、紅芋、黒糖の3種類、食べるときに分かるようにひもで色分けがされています。

作られたムーチーは蒸し器で蒸され、出来立てのムーチーをアッアッと言いながらむき方もおそわって、おいしいーと何個も試食していました。5歳の孫がつくったと思われる作品からはムーチーが飛び出し、自分で見て受けていました。

それを見ていると大変懐かしく、自分の小さい頃のことを思い出しました。

今は亡き母は製糖期の忙しい中、夜なべしてムーチーを作っていました。

自分達が小さい頃は、自分の年の数のムーチーをヒモで両端を編み込んでぶら下げる習慣がありました。

兄や姉の物を見ると自分より数が多いのでうらやましく思ったものです。

 何時の時代も親が子を思う気持ちには変わりはありません、改めて子や孫の健康と成長を願うムーチーの日でした。

野村 康信

 

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